去年から、2度にわたってオフィスの模様替えをしました。
今まで、別々の建物で行っていた業務を一ヶ所に集約することが目標ではあるのですが、一つ問題が発生。とにかく書類が多くて、整理する書棚が必要。となると、机を置ける人数に限界があるのです。
そこで、社長が言い出したのが、DX。時々耳にする言葉ですが、デジタルトランスフォーメーションの略で、簡単に言うと業務のデジタル化だそうですね。
とは言え、何をどうすればいいのかさっぱりわかりません。
そんな私たちに銀行さんが、リコージャパン㈱高山営業所さんを紹介してくださり、リコーさんのオフィスを見学することになりました。
リコーさんといえば、失礼ながらコピー機の印象しかなかったのですが、実はDXにすごく力を入れておられ、またコーディネートもされているそうなのです。
連休中の、しかも自由参加の見学会で、はたして社員さんが集まってくれるのか不安でしたが、ふたをあけると何人か参加してくれて、嬉しい誤算でした。
まずはサムネにあるとおり、ウェルカム動画が私たちを迎えてくださって、お心遣いに感激しました。
岐阜支社さんをネットでつないで、DX化の歩みの説明と、実際のオフィス内を中継してくださいました。
岐阜支社さんも、高山営業所さんも、モデルルームのようなおしゃれな机と椅子があちこちにあるのですが、とにかく袖机や引き出しがないのです。社員さんはどの席に座ってもよく、各自ノートパソコンとスマホさえあれば仕事ができるそうです。配線は床下に納まっているから、見た目もすっきりしています。
クラウドにデータを保管し、必要に応じてアクセスすることで、大幅な書類の削減を達成されたとのことで、弊社とのあまりの違いに驚くばかりでした。
業界も違うし同じようにできるのかなと自信をなくしそうになりましたが、リコーさんもほんの数年前までは、同じように書類に埋もれてみえた写真を拝見して、わが社でもできることからやっていけばいいんだと勇気をもらいました。
他社さんの取り組みを見せていただく機会は今まであまりなかったので、貴重な経験でした。
見学会で終わらせず、実践していきたいです。
リコージャパン㈱高山営業所の皆さん、ありがとうございました。
